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各話 サブタイトル
第1話 銀座の女帝
第2話 愛欲の獲物
第3話 愛の口止め料
第4話 銀座の頂点へ
第5話 女帝の危機
第6話 一晩2億の女
第7話 負けるもんか!銀座の蝶、最期の闘い
ストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『黒革の手帖』(くろかわのてちょう)は、松本清張の長編小説。「週刊新潮」に1978年11月から1980年2月まで連載。1980年新潮社刊。

1億2000万円の巨額の金を横領し、銀座の高級クラブのママに転進した女性銀行員を、魑魅魍魎とした世界を背景に描いた作品。過去に何度もドラマ化されている。

2004年版
テレビ朝日系の(テレビ朝日開局45周年企画)テレビ朝日木曜ドラマ枠で放送された。(全7回) この2004年版は米倉涼子、釈由美子ら個性的なタレントも多数出演している。なお、10月21日に放送される予定だった第2回の放送分は、プロ野球日本選手権シリーズ(西武×中日)の中継が「報道STATION」の放送時間帯まで食い込んでしまい、次の週に順延されたが、この措置に視聴者からのクレームが殺到した。余談だが2006年10月期に放送されていた「だめんず・うぉ~か~ 」でもプロ野球日本選手権シリーズ(日本ハム×中日)の中継があり、日本ハムが日本一を決めて表彰式を中継し「報道STATION」の放送時間帯まで食い込み次の週に順延された。

裏番組に「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)が放送されているのにも関わらず平均視聴率は15%前後、最終回視聴率は17.7%(瞬間最高視聴率は23.2%)を記録し、数回「渡鬼」の視聴率を上回った(ドラマでは初めて)。また、ラストは原作とは異なる。

ストーリー
銀行員・原口元子は勤務先の銀行から1億2000万円を横領する。元子は架空名義預金者のリストが記された黒革の手帖と引き換えに、銀行に横領を不問に付させることに成功する。やがて、銀座の老舗クラブ「燭台」のママ・岩村叡子のもとで銀座での生き方のイロハを学んだ元子は横領した金を元手に、銀座に「カルネ」(仏:carnet 手帖)という名のクラブを開く。

カルネには、男に捨てられ、途方にくれているところを元子が拾った、山田波子などをホステスとして加え、カルネの経営は順調な滑り出しを見せる。しかし、波子はカルネの常連客の楢林譲治と深い仲になり、楢林から金を引き出して、「カルネと同じビルに自分も店を出す」と言い出す。波子の裏切りに激怒した元子は、写しをとっておいた黒革の手帖を使って、楢林から大金をゆすりとる。そのため、楢林から波子への援助は停止され、波子の開店計画はご破算になる。

波子の放逐に成功した元子は、銀座一の名店「ロダン」が売りに出されていることを知り、ロダン買収のために、新たなターゲットを探し始める。そのころ、カルネには陰のある代議士秘書・安島富夫が顔を出すようになる。男に依存し、挙句の果てに捨てられた母の姿を見て育った元子は、どの男にも頼らず生きていこうと決意していたが、安島に惹かれて行く。

元子の噂は銀座中にとどろき、その噂を聞きつけて、総会屋の長谷川庄司もカルネに顔を出す。そこで、元子と安島が惹かれあっていることを知った長谷川は、元子に安島に近づかないよう警告する。安島への恋を忘れ、ロダン買収に邁進する元子だったが、長谷川は元子に周到な罠を仕掛けていた……。

スタッフ
脚本:神山由美子
演出:松田秀知,藤田明二
プロデューサー:内山聖子,中山和記

キャスト

原口元子:
米倉涼子
クラブ「カルネ」のママ。冴えない銀行員だったが、黒革の手帖の存在を知って、大金の横領を決意し、銀座にクラブを開店する。銀座でのしあがるべく策略をめぐらす。

安島富夫:
仲村トオ
代議士秘書。長谷川の後援を得て、政界進出をもくろんでいる。元子と恋に落ちるが、スキャンダルを嫌う長谷川に交際を禁止され、恋と野心の狭間で悩む。

山田波子:
釈由美子
クラブ「カルネ」のホステス。元子に拾われた恩を忘れて、元子に反旗を翻す。独立が失敗した後も、元子に復讐する機会をねらっている。

中岡市子:
室井滋
楢林美容外科クリニック婦長。楢林の愛人。自分を捨て、波子に走った楢林に復讐するため、元子に協力するが、自分もまた元子に利用されていたことに気づき、楢林のもとに帰っていく。

村井亨:
渡辺いっけい
元子が勤めていた銀行の支店次長。元子の横領のために、銀行を辞めるはめになり、その後は長谷川のもとで働きながら、元子に復讐する機会をうかがっている。

紺野澄江:
吉岡美穂
クラブ「カルネ」のホステス。元子に憧れて、カルネに入店する。元子に頼まれ、橋田を篭絡する。

櫻井曜子:
紫吹淳(宝塚退団後初のドラマ出演)
元子の行きつけの美容院の店長。タロット占いで元子の運命を占い、有益なアドバイスをおこなう。

岩村叡子:
山本陽子
老舗クラブ「燭台」のママ。銀座ではご意見番的存在で、元子の師匠ともいうべき人物。元子に「分相応」な生き方をするよう忠告する。かつては長谷川の愛人だった。

橋田常雄:
柳葉敏郎
橋田医科進学ゼミナール理事長。元子に惚れ、元子を自分のものにしようとするが、逆に弱みを握られ、ゆすられる。そのため、元子に激しい怒りを感じている。

長谷川庄司:
津川雅彦
総会屋。政財界に隠然たる影響力を持つ。安島に期待し、安島を一人前の政治家に育てようとしている。一方、元子にも興味を持ち、元子を手にいれようとする。

楢林謙治:
小林稔侍
楢林美容外科クリニック院長。高名な美容外科医。大の女好きで、波子にいれあげ、波子に店を持たせようとする。